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2016.08.17

社内報は“じわじわ”効くものです。

社内報は“じわじわ”効くものです。

身体の不調が出やすい季節ですが、みなさんいかがお過ごしですか?
仕事に全く関係ありませんが、国際中医薬膳師の資格を持っているnocoです。

さて、みなさんは「漢方」とか「薬膳」にどんなイメージを持っていますか?
漢方薬は効能をわかりやすくデザインしたパッケージで薬局でも市販されていますし、最近では薬膳メニューを出すカフェなどもあり、ずいぶん身近になってきました。みなさんも一度は何らかの形で口にしたことはあるのではないでしょうか。
先日も私の知人が言っていましたが、「漢方は飲み続けないと効かない」という印象を持っている方は多いかと思います。また、「身体への負担や副作用が少なく、おだやかに効く」という印象から病院でも漢方を好んで処方してもらう方もいらっしゃいます。
このイメージが正しいかどうかはさておき、こういった認識があるために、漢方や薬膳ですぐに効果が表れなくても焦る人は少ないようです。「まずは続けてみること」だと思えるのです。

私は、これは「社内報」にも言えるのではないかと思います。
社内報のリニューアルをお手伝いする際に、リニューアル初号で劇的な変化や効果を期待する方が時々いらっしゃいます。もちろん変わることを目標とし、成果を出すことは必要です。しかし、そもそもインナーコミュニケーションの“一部”である社内報を変えただけで、いきなり目に見えて変わる、読者が急激に増える、などということはあり得ません。
社内報だけでなく社内イントラやコミュニケーションの仕方、社内ルール、トップからの働きかけなど、あらゆる面で徹底的に打ち手を講じているのであれば、多少早く効果は現れるかもしれませんが、それでも「すぐに」というのは無理だと思います。もともと社内報が読まれていない、社内報を立ち上げたばかり、といった状況の場合は特に。
なぜなら、相手は「人」だからです。池に投げた小石が波紋を生み、拡がり、やがて波を立てるようになるには時間がかかります。

漢方の服用は長期間におよぶと言われるのは、同じ薬を長期間使うわけではなく、自分の体質に合った薬を探すのにある程度時間がかかることが多いからだそうです。
頭が痛いときに鎮痛剤、熱が出たときは解熱剤、というような対症療法的ではなく、根本的な「改善」を目指すためには、自分の体質を知り、自分に合った薬を見つけることが大切です。そのため、さまざまな生薬や配合を試しては変え、と時間をかけるのです。
(体質や含まれる生薬により劇的な効き目を現すものもありますが)

社内報も同じだと思います。
まずは、自社のことを知り、社風に合ったインナーコミュニケーションはどのようなものか、どんな企画・デザイン・トーンが合うのかを考え、試し、振り返り、また試し……を繰り返してようやく自社に合った社内報ができ、効果が表れるのです。それには、ある程度の時間が必要です。そして、社内報を表面的に変えるだけではダメなのです。

焦らないでください。社内報は「じわじわ」と効き目が表れるものです。
中長期的なゴール(目指す姿)を思い描き、そこに向かってインナーコミュニケーションの全体像と社内報の役割を明確にし、さまざまな取り組みの中で社内報を育てていく。「すぐに結果が出るものではない」と思っていれば、目先の反応に慌てて軸がブレてしまうこともなくなります。
一歩一歩、自社に合った“効果的な”社内報に近づいて行ってください。

これだけは知っておきたい社内報づくりの4ステップ

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