'

2017.10.06

【連載(第1回)】定番企画に愛を…!
元・社史ライターが叫ぶ。社内報の「資料的」価値

元・社史ライターが叫ぶ。社内報の「資料的」価値

社内報の編集をご担当の皆さん、こんにちは。元・社史ライターのkumaです。
100ページ程度のコンパクトなものから、500ページにも及ぶ重厚長大なものまで、さまざまなタイプの社史のライティングを手がけるなかで、いつも痛烈に感じていたことがあります。

それは「ありがとう、社内報…!!」という感謝の念(ときどき涙)。

こちらの連載では、元・社史ライターとして社内報に深い敬意を抱く私kumaが、社内報の「資料的価値」に光を当てていきます。

社内報編集ご担当者の皆さんは、毎号、「いかに従業員の方々の心を惹きつけるか」を念頭に、紙面を作り上げていらっしゃることと思います。
ある時は、新しい企画やネタの“生みの苦しみ”に悶絶しながら。
またある時は、すっかり定番化した企画の“マンネリ感”に煩悶しながら…。

社内報は、会社の「今」を伝えるもの。(言うまでも無いことですが)読者は従業員です。しかし、今から10年後、20年後あるいは30年後、おそらくは皆さんの予期せぬところで、社内報は“熱烈な読者”を得ることになります。20XX年、あなたの会社が創業50年の節目を迎えるとします。その時、高い確率で制作されることになる、「社史」の編纂チームの面々が“熱烈な読者”の正体です。編纂チームのメンバーは、あなたの未来の後輩社員、そして(かつての私のような)社史ライターなど。

社史の原稿執筆に際しては、「公開(の許可がおりた)文書はすべて」活用します。そして、多種多様な文書のうち、マストアイテムとして大活躍するのが社内報です。

社内報の「資料的価値」が、ほかの文書よりも抜きん出ているところとして、私は次の2点を挙げたいと思います。

・(会社概況や社内の出来事が)よそいきではない“生”の言葉で語られている。
・毎号を通して見ていくと、当時の重要トピックが自然と分かってくる。

20XX年の人間が、数年ないし数十年前のリアルな会社概況を把握したいと考えた時、上記の点から、社内報から非常に多くの有益な情報を得ることができるのです。

「歴史的資料」として参照される(そしてとても感謝される)ということ。

社内報の企画に悩んだときや、既存コーナーの編集方針について悩んだとき、そんな少し先の未来を思い浮かべていただけると、新しい発見があるかもしれません。(あるといいな)

…というところを目指しながら、次回以降、恒例の企画としてお馴染みのアノ企画について、「資料的価値」としての観点から掘り下げていきたいと思います。

【連載予告】(タイトルは変更になる可能性があります)
第2回 「年頭所感・期初所感」で分かる、会社概況のリアル。
第3回 「事業部キーマン」の語りは、お宝エピソードの宝庫。
第4回 「関係会社/子会社訪問」の記録は、唯一の“公式まとめ”?


---
<蛇足のコーナー:社史を編纂するということ>
社史は、企業が歩んできたかけがえのない足跡を、正確な形で永く遺すために編まれるものです。未来の経営幹部や社員に、教訓や指針を示すツールとして用いられるだけでなく、経済学者やその業界の研究者に、一次資料として参照されたりもします。

これだけは知っておきたい社内報づくりの4ステップ

満足度の高い社内報制作をお求めならインターナルブランディングの日本PRセンターへ

kumaの最近書いた記事

  • 2018.5.25 社内報の社員の結婚・出産・異動・定年… Paper airplane こんにちは、kumaです。今日は、“あの”定番企画を取り上げます。社内報…

  • 2018.5.11 社内報編集担当者のためのライティング… cup of coffee in the morning. [はじめに] 日ごとに鮮やかさを増す樹々と、25°オーバーの気温。もう…

  • 2018.4.12 社内報編集担当者のためのライティング… Healthy vegetarian home made food [はじめに] こんにちは!ライターのkumaです。桜の花とバトンタッチ…

  • 2018.1.18 「関係会社紹介」は、唯一の“公式まと… Back to school books こんにちは、元・社史ライターのkumaです。本年もどうぞよろしくお願いし…

「コラム」コンテンツ一覧へ

連載コンテンツ

ブログの最新記事や社内報にお役立ち情報を定期的にお届けしています。

※プライバシーポリシーに同意の上、ご登録ください。

社内報データブック

今日から使える!社内報企画のレシピ12選

セミナー開催情報

運営会社